記事 みほ
めったに連絡なんてこない夫から突然昼間に連絡が!
「サンシャイン通りでなんかフェイクが凄くておいしいコードとメロディが耳に入ってきて気になって調べたら清貴だった!
「あなたにスマイル」って曲で、手話と一緒に歌うのやってるみたい」
そして何より、清貴さんがまだ歌っていたことがとても嬉しかったみたいだった。
私はというと、清貴さんのインスタライブをちょいちょい拝見していて歌っていることは知っていたし、(←なんならインスタライブでリクエスト弾き語りでスティービーワンダーのRibbon in the skyをリクエストして歌ってもらえたことがある、はい自慢 笑)
レインボーパレードでも歌っていたからいつか生歌を聞きたいと思っていたので、まさか夫が清貴さんが歌ってたの知らなかったなんて!ってそっちの方がびっくりした。
けど夫が清貴さんが歌ってないイメージがあるのはなんでだろ?と思い、清貴さんのこれまでをホームページでみたら、ずいぶん苦しんでいた時間があったことを知った。
私が清貴さんを知ったのは「The Only One」という曲だったんだけど、まさかあの絶好調の時代に、自身のセクシャリティに葛藤を抱えているとは思ってもみなかったです。
清貴さんがLGBTであることを公表していることを当たり前のように私は知っていたんだけど(なんでだろ?)公表するまでの葛藤の部分を読んで、胸が締め付けられました。
精神的に追い詰められアメリカに渡った清貴さん。アメリカでも苦労は絶えなかったようですが、
「若くして成功をし、失敗が許されなかった日本での音楽活動。誰も知らない全てが一からのアメリカでの音楽活動。アメリカでの5年間は、天道に何度でも挑戦する強さと、自分を受け入れ、自分らしく生きる自信をもたらしました。」
と書いてあって、若くして有名になって、自分のセクシャルとまわりに求められる音楽にもがいて、それでも負けずに頑張った清貴さんを思うと涙が出てきました。
現在SING FOR JOYというゴスペルチームがあるようで、参加者は300名!そしてその輪は広がり続けているようで、社会福祉施設や、学校、児童館へメンバーとともに歌を届けるボランティア活動も積極的に行なっているそうです。
そして、夫が聞いて心奪われた曲は、「誰かのために歌いたい」という想いで、社会で生きづらさを抱える人々のためにできる活動の中で生まれた曲だったと知りました。
(ちなみにMISIAに楽曲提供している曲で、清貴さんがセルフカバーで歌っています)
清貴さんの思いを知ってから聞く「あなたにスマイル」はさらに胸の奥に沁みます。
ぜひ聞いてみてください。