⑴障がいのある子の子育て、成長、自立に関する情報収集・情報提供

障害のある子とその家族は、母親の心身状態や子どもの健康状態により、外部と接触がしにくく、強い孤独と不安の中で苦しい子育てになりがちです。
こうした状況の家族が、同じような経験を持つ人と出会い、気持ちや情報を共有できる場を作ります。 
障がいのある子の家族の中には、障がいのない子と一緒のイベントに参加することに躊躇される方もいます。 そうした方には、まずはこちらのイベントに参加していただき、無理なく、「障がいのある子とない子をつなぐ交流会・体験型講座事業」への参加も勧めていきたいと考えています。
※コロナ禍のため、オンラインで行なっています。

[写真はイベントの一例]
2019年2月2日に行われた、障がいのあるご家族の交流会の様子です。 現役保育士による親子遊び、パラバルーンは子どもたちが大興奮で楽しんでくれました。 その後の交流会では、日頃の不安や悩みをシェアすることができました。 こうしたイベントを定期的に企画します。(参加費:500円)

⑵障がいのある子とない子をつなぐ交流会・体験型講座事業

障がいのある・なしに関わらず、みんなが一緒に楽しめるイベントを企画・実施します。「共生社会」の本質や大切さを「言葉」で伝えるのではなく、遊びや歌、ダンス等を一緒に楽しむことで、自然と子どもたちやその家族に「共生社会」を経験してもらいたいと考えています。

[写真はイベントの一例]
2018年12月8日に行われた、障がいのある子とない子一緒のクリスマスイベントの様子です。 (NPO法人設立前の任意団体としての活動)。 知人のピアニストに協力いただき、ピアノの生演奏と、歌手である当団体代表の美保の歌を聴きながら、プレゼント交換等を楽しみました。初めて参加してくれたご家族も多く、新しい交流会の機会になりました。(参加費:一家族1000円)

⑶障がいの有無に関わらず楽しむことができる芸術活動事業

「共生社会」の啓発活動として、年に一回大きな音楽イベント「みんなで一緒にうたって踊ろう」を企画・実施します。こちらのイベントの構成は、「共生社会」に関心の薄い方々も参加したくなる楽しい内容であることを重視します。一方、運営面では、障がいのある子とその家族が参加しやすい体制(ベビーカーや車いすでの来場サポート、看護師の配置等)を整えます。

[写真]
前回は、2018年5月3日に「みんなで一緒にうたって踊ろう」を実施しました。カーヴィーダンスの樫木裕実さんと一緒に身体を動かすメインステージは、子どもたちはもちろん、お母さん達が非常に盛り上がりました。そのほか、ダウン症のある子のダンスチームや楽器演奏、アイドルグループのミニコンサート等を企画しました。同イベントでは、子ども達に「ステージに上がる側」としての機会も積極的に与えていきたいと考えています。
2019年は、8月3日に同イベントを豊島区共催で行いました。

イベントの効果