鴻上尚史が語る「障害のある子を人々の悪意から守るたった一つの方法」

こんにちは。美保です。
ふと目にしたこの記事。
知ってる風な事も書いてなくて、障がいを知らない人たちへ知ってもらおうと押し付けるでもなく、でも当事者の気持ちにはそっと寄り添ってくれていて、さすがすぎて読んだあとはとてもスカっと晴れ晴れしい気持ちになりました!
「ダウン症の娘を守りたい」と願う36歳母親に鴻上尚史が語る「障害のある子を人々の悪意から守るたった一つの方法」「ダウン症の娘を守りたい」と願う36歳母親に鴻上尚史が語る「障害のある子を人々の悪意から守るたった一つの方法」〈dot.〉 ダウン症の娘をもつ38歳母親が、人々の悪意が我が子に向けられたらと不安を吐露。「気持ちの持ち方についてアドバイスを」と問dot.asahi.com




私は子どもの頃、新聞の編集後記と人生相談のコーナーをお母さんに読まされていました。←読まされていたというのは私は活字が嫌いだから。
そして、感想を話し合うというのを今思えばちょくちょくやっていました。
お母さんがよく言ってたのは、「人生相談に乗る人の返しは毎回すごい!頭では分かってるけどこんなふうなステキな言葉も出てこないしまとめられない!」とよく絶賛していました。
しかも「お母さんは◯曜日の◯◯さんの回答のファン」とかも言ってたな。もはやマニア!笑
子どもだったし、そもそも人生にそんなに悩んで生きてもこなかったし、自分と真剣に向き合う!みたいな事もしたことなかったので、へぇくらいに聞いていたのですが、今思えば、うちの母はどんな事も自分ごととして捉えていた人なのだと思います。
前置きが長くなりました。
わたしだけかもしれないけど、経験のないことを自分ごととして捉えることってなかなか出来ないように思います。
私は障がいのある子たちにたまたま囲まれて育ってきたのに、障がいを自分ごととしては全く考えてなかったです。というか、そばに障がいとか違いのある人が当たり前にたくさんいすぎて、そういう言葉で分かれているのは分かってるけど、私の頭の中では、◯◯さんになってるから気にならなかったのもあるのかも?
あいつ喋れなかったな、とか今思えばの話しで、当時その人が話せない事も気づかないでいたし、なんならなんか会話しているって思っていたけど、いや待てよ、わたし、あいつの声聞いたことねーぞ!といまさら。
かのんを産んで泣いて落ち込んでこんな子わたしには育てられない!と思ったのも「社会の壁」や「排除されて生きていくのか」という苦しさを、子どもの頃から目の当たりにしてきたので、そっちが辛かった!
ようは、大人の苦しみを近くで見ていたから育てるのが怖かったです。
じゃあなぜあのお母さんがそうなってしまっていたのかをあの暗黒期に泣き泣き考えた時に、いろんな人のブログを読んで知ったのは「障がいとか違いのある人を知らない人が多い」という事でした。
どの人もそうだと思うのですが、やっぱり自分の事しか分からないので、てっきりみんな私みたいにいろんな人と出会ってて知っているものだと思い込んでいたのです。
そうか!ならばと始めたのがサプライフで、最初からずーっと「どんな人がいてもいい!違いを知るのって楽しいよ!」と実体験を元に、そしてどの人のありのままで生きられる社会を願い続け活動しているのです。
それと同時に、自分の思いや体験をブログに書き続けようと、今も細々と書いている次第です。
8割は当事者の方が読んでくださってますが、2割は全然障がいと関係ない人が読んでくださってて、様々なコメントをいただきますが、大体は優しいコメントが多いです。
で!ですよ。
体験も思いも、書くのは本当に勇気がいる事だと最近痛感しています。
産んだばかりの自分が這い上がる話の思いはまだよかったのですが、今リアルな就学となると、当事者にもいろんな考えの人がいるし、
またそれ以外にも
「うちの学校でオタクのようなお子さんがいて、大事な一年生のスタートなのにってクラス全員困ってるのに、へぇー、オタクはきちんとお勉強もできてちゃんと座っていられて、もちろんなんでもできるんですね!」とか。
あらいやだ、うちの子そんなに優秀に見えます?笑 
そしてその問題はブログ越しの見ず知らずの私に言わないで、自分の学校に言おうぜ!無駄に私を傷つけないでくれよな。
あと、私の体験や思いをたまたま身近な人が読んで、その人たちが嫌な思いをするのも違うと思うし、当事者の人が傷つくのも悲しいし…といろいろ考えるとなんか怖くなってきて、発信を躊躇いたくなる自分が登場してきてしまったのです。。。
こんなもの、とある名も知れない一人の呟きにしかすぎないのに、SNSであげてたまたまバズってしまったら一気に「障がいのある親たちの意見」って、個人発信のはずがなぜかひとまとまりに見えてしまうのも怖いなと思うのです。
だから最近は、個人的な見解です、みたいなことをつけてあげているけど、いろんな考えがあって、いろんな人がいる。まずはそこからスタートしてもらえたらいいなぁと思います。
なにかと一括りにしがちだよね?血液型とかもそれよね?笑
そして、ネットで発信しなくても、「こんなふうに思っている」ことを身近に伝えて全く届かなかった時には、やっぱり伝えていくことの難しさがあります。
だって伝え上手な人ばかりじゃない。思いはあっても伝えられずに、自分の胸にしまってしまう人の方が多いのでは?
ちなみに私は伝え下手なのに胸にしまえないタイプ。はい、どーでもいい情報。
だから、こういった記事が多くの人の目にとまり、胸にスッと入っていく人たちが増えてくれてたらどんなに嬉しいだろうと思うのです。
伝えることって勇気がいる。
そこから「想像」してもらえたらうれしい限りなのです。この記事のとおりなのです。
【長い道ですが、少しずつ少しずつ、当事者の思いを伝え、本当の姿を知らせていくことが、ぶつけられる悪意を減らす一歩だと僕は考えているのです。】
怖いと思う事はたくさんあるけど頑張ります!わたしにとっては、背中を押していただける記事でした!
うおおお元気がでたー!
本当の姿を伝えるって怖い時もある。
でも伝わったときは嬉しいし通じ合えると距離が縮まって楽しくなる!
全部通じ合うなんてのはそもそも無理だから、ちょいと「思いの交換会」が出来たらいいな!

NPO法人SUPLIFEは「どんな人もその人らしく暮らしていける社会」を目指して、豊島区を拠点に全国へhappyを届けたいと活動している団体です。 障がいのある子、病気の子、LGBT…この世の中はいろんな人が地球を彩っています。小さな頃からいろんな子がいる事を自然と知る中で、大人になった時の心の壁が少しでもなくなっていたらと考え活動をしています。 この活動を皆様からのご支援なしで続けることが出来ません。 この度ソフトバンクから簡単に寄付ができる「つながる募金」の利用を開始しました。 携帯電話の利用料金の支払いと一緒に継続的な寄付ができるだけでなく、ソフトバンクスマホをご利用の方限定でTポイントでの寄付も可能です。 ご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いします。

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