SUPLIFEゆみこです。
「一生に一度は、映画館でジブリを。」ということで現在いくつかのジブリ映画が映画公開されています。
http://www.ghibli.jp/info/013278/
風の谷のナウシカ、もののけ姫、千と千尋の神隠し、ゲド戦記の4本です。
私はVHSで持っているほど大好きなもののけ姫を鑑賞してきました。
映画館は、新型コロナウィルス感染予防対策のため映画館に入る前にアルコール消毒
そして前後左右に人が並ばないように配慮されていています。
まるでスクリーンを独占しているような気分!
もののけ姫は1997年公開の作品で、宮崎駿が構想16年、制作に3年をかけた大作で、公開当時も映画館に行列ができるほどの人気でした。
この歳になって、改めて観てみると新しい気づきがたくさんありました。
映画館での大迫力のサウンドに鳥肌が立ち
これまで聴こえなかった音が聞こえてきます。
人物や背景の描写も細かく、ひとつひとつのシーンに意味があり、時代の空気感が反映されています。
<あらすじ>
中世・室町期の日本。いまだ人を寄せ付けぬ太古の深い森の中には、人語を解する巨大な山犬や猪などの神獣たちが潜み、聖域を侵す人間たちを襲って、荒ぶる神々として恐れられていた。エミシの末裔のアシタカは、人間への怒りと憎しみによってタタリ神と化した猪神に呪いをかけられ、それを解くために訪れた西の国で、数奇な運命に巻き込まれていく。森を切り開こうとするタタラ製鉄集団とその長エボシ御前、森を守る山犬一族、そして山犬に育てられた人間の少女サン。アシタカはその狭間で、自分が呪われた理由を知り……。(amazon.DVD紹介ページより)
語りたいところはたくさんあるのですが、森を切り開き、タタラ場という製鉄をつくった女首長エボシについて。
森を切り開くために、動物を殺し、彼女が放った矢によって、イノシシがタタリ神になり、
そのイノシシを殺したアシタカが呪いの傷を負ってしまう。
一見悪者のように思えるのですが、
身売りされた女性や、当時偏見の目にさられされていたハンセン病と思われる患者たちを引き取ってタタラバで仕事を与えます。
彼女たちからは「私たちを人間として扱ってくださった人」と感謝され慕われています。
エボシは悪い人だ、と決めつけることができないのです。
私は今回特に彼女を違った視点から見ることができました。
生きることは矛盾を抱えること。
文明の発展と自然破壊。
得るものと失うもの。
主人公のアシタカは、自然と人間が共に生きるために葛藤します。
共生社会。インクルーシブ社会。
今まさに、SUPLIFEが日々考えているテーマと重なって、なんて深い映画なのだろうと改めて感動しました。
もののけ姫の素晴らしさはまだまだ語り尽くせないので(笑)
この辺にしておきます。
個人的には国宝にしたいくらい。
この連休は、東京では外出は出来るだけ控えるように呼びかけられています。連休以降も外出は慎重にすべきかと思いますが、機会があれば映画館で。
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