いいところ探し

記事:ユミコ
息子の通う保育園では最近「自分のいいところ、お友達のいいところ探し」をしたそうです。
お友達から見た息子の良いところは「ごはんをきれいに食べれるようになってきたこと」「約束を守ってくれること」「ありがとうと言えること」
手が器用に使えないことや、口の筋力が弱いこともあって、ボロボロと食べこぼしてしまう息子を見て(いつかエプロンなしで食べれるんだろうか)と少し悲観的感じていたのですが、お友達は「前よりこぼさずきれいに食べられるようになってる」と思っているのだと先生は言いました。
最近、就学の問題が目の前にあり、息子の足りないこと、出来ないことばかりに目がいっていました。私は一体何と比べているのだろう?
まわりではなく、以前の息子と比べれば、なんと自分でご飯を食べられるようになり、だんだんとこぼさないようになってきているというのに。なんだか反省をしてしまいました。
そして息子が自分で思う自分のいいところは「泣いているお友達がいたら大丈夫?と声をかけてあげるところ」だそうです。「誰にでもいいところがあるんだよ。いいところがない子はいません」と、小さな頃からこの保育園では子供たちに伝えてくれていて、息子の発語がなかったことに疑問を持つお友達にも「手話でお話ししているんだよ。れいくんは手話の先生なんだよ」と話してくれていたのでした。
もう一度大切なことに立ち返り、この6年間どれだけ成長したか、息子を褒めてあげたいと思います。

関連記事

  1. サポートマーク

  2. 「○○って何色のイメージ」

  3. 障害のある方ない方が共に活躍できる場「一般社団法人フォースタート」

  4. あらかわ遊園リニューアル

  5. 長谷部真奈見さんコラム『ダウン症のある娘の「できない」に「ゆっくりでい…

  6. 不登校がやってきた2〜聞きたい子供たちの声〜

最近の記事