としまキッズパーク(インクルーシブ公園)ワークショップ 豊島区朋有小学校 稲垣校長先生インタビュー

記事:ユミコ


※ワークショップの経緯などは、こちらをお読みください😊


Q:サプライフ
A:朋有小 稲垣校長先生


Q1:まず先生がこのとしまキッズパークでのワークショップを引き受けようと思った理由を教えてください
A1:こんなに近くに、インクルーシブ公園があるのに、公園のことをよく知らないなと思いました。近くて遠い存在。笑
予約制だったり、小さい子向けだったり、ちょっとハードルが高いと感じていたので。
朋有小の近くには、防災公園やサンシャイン60が近いことから、実際にその場を訪れ「教室から出た実感のある取り組み」の経験があります。机上や教科書以外の体験の学びが、街に出て、生活をしてみてさらに「気づき」を与えてくれ、広がっていく。それが将来に生かすことのできる確かな学びではないかと思っています。


Q2:ワークショップでは子供達の意見が次々と出てくることに驚きました
A2:それが共に学ぶ良さなんですよね。友達の意見を知ることで、なるほどこういう点に気づいたんだ、私はこんなことに気がついたよ、こんな疑問が生まれたよ、と思いもよらぬ発想が出てくる。ただ単に、一方的に教えてもらったことからは生まれない学びができるわけです。


Q3:小学校には様々な特性を持った子が通われていると思います。共に学校生活を送る上で工夫はありますか?
A3:例えば黒板を見写ししながらノートを取るのが難しい子がいます。そのような子に対してはタブレットで黒板の写真を撮ることを許可しています。「絶対にこうでなくてはいけない」というのでなく、配慮できるところはその子にあった工夫をしていこうと考えています。


Q4:地域性を生かした学びをされているなと感じますが、今後の朋有小の取り組みを教えてください。
A4:学校だけでなく、地域との繋がりを大切にしていきたいと感じています。地域のみんなで子供達を育てる。そのようなコミュニティーの中心に学校はあると考えます。
今後東京国際大学が近くにできるのですが、留学生たちと交流をして生きた英語を学んでもらいたい、文化、宗教、人種の違いを、実際に触れ合って感じて知って欲しいなと思っています。

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