SUPLIFEをスタートしたのは、次女かのんを出産したことがきっかけでした。
出産2日後に「ダウン症の可能性があります」と仮告知され、目の前が一気にモノクロになり、葛藤する日々でした。
そして自分と向き合う中で気づいたのは「この世は分かれた世界だった」ということでした。「ダウン症」を通して見えた世界は、自分が知っていたかのような共生社会にはまだ遠く、「共に生きる」ことを強く願わざるを得ない社会でした。
私はユニバールミュージックというところからデビューしていたアーティストだったので
「歌やダンスを通して自然といろんな子がいることを子どもたちに知ってもらいたい」
と活動をスタートしました。
活動を始める中で、NPO法人アクセプションズ様が開催してくださっていたバディウォークに、エンターテイメント部門で3年ほど関わらせていただくようになりました。
バディウォークがきっかけで、アクセプションズの代表、古市様と出会い、「バディウォークの主催のバトンを受け取ってもらえないか」とお声がけいただきました。
うちのような小さな団体がやらせて頂いていいのか、これまでやってこられたアクセプションズの皆様の思いはきちんと受け継いでいけるか、メンバー一同たくさん悩みましたが、2021年からバディーウォークを開催させていただくことにしました。
現在、アクセプションズの皆様にとても丁寧に全面サポートしていただいてます。
主催は変わりますが、変わらず共に在ります。
SUPLIFEはこれまで「共生社会」を強く打ち出しながら活動してきました。
ダウン症だけではなく、様々な障がい、lgbt、国籍の違う子、この社会に生きづらさを感じている人たち…
アクセプションズの皆様の思いも胸に、SUPLIFEらしく「共生社会」いろんな子がいるんだよ、みんな違っていいんだよ、違いを知るって楽しいよ…子どもたちの心の未来に繋なるようなバディウォークを開催できたらと思っております。
どうぞよろしくお願いします。
NPO法人SUPLIFE一同
代表 美保