青空の下の子ども達

記事:ミカ

「おーい」「こんにちはー」と顔を合わせた後はすぐに遊び始めます。かのんちゃんがあちらこちらの遊具で「おいで!」「こっちよ!」と声をかけると側に来てくれて、時々面白い事をしたりズルッと滑ったりすると「大丈夫ー?」「何してんのー」と声をかけ、椅子を運ぼうとして重くて動けないでいるとスッと手伝うお友だちの姿。
ひと遊びした後みんなでペットボトル飛行機を作ったのですが、大人の手伝いは必要なし。お喋りしながら手際よく作り進めていきます。そしてそんな中にかのんちゃんも当たり前にいます。
途中上手くできないと、かのんちゃん「あー、どうやんの?」「〇〇くん(やってー)」、相手のお友だちは手伝ってあげたくて気にするけど今は自分のを作っていて忙しい、、そんな様子にかのんちゃん「あー、そうなの?じゃママ(でいいや)」。
できる時は手伝うけど、できない時もある。いつもいつも助けてもらえるわけじゃない。そう、それでいいんですよね。
そこには、大人に言われて動くのではない、一年、二年の時間を一緒に過ごしてきたからこそお互いを知り積み重なっている、子ども達の自然な関わりの姿がありました。
そして、かのんちゃん親子とお友だちが三人で買い物に行った時のこと。小学二年生の子ども達二人とサプライフのゆみこ&ミカの四人でお喋りする時間がありました。
子ども達から語られる学校でのあれこれは情景が浮かぶほど。
楽しいこともあれば楽しくないこともある。
好きなこともあれば好きじゃないこともある。
いろいろな先生がいる。いろいろな友だちの姿がある。
学校という社会の中で
子ども達はいろいろなことを見て感じて生きている。無邪気でもあり時にとっても冷静に、目の前で起きていることを心で感じている。
親子でもなく先生と生徒でもない、そんな関係の四人だからこそ話すことができたのかもしれないひと時。私たちにとって貴重な時間となりました。
「障がいや特性のある子が通常級に通う」から、クラスの子ども達全員が「○年〇組のみんな」になっていくこと。それは、「どんな子も社会のみんなの中の一人」になることに繋がっている。
バディウォーク東京for allやサプライフの活動を通し、そんな社会を目指していきたいと改めて思いました。
遊びに来てくれたみんな、取り組みに快諾してくださった保護者の皆さま、ありがとうございました!

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