相続の仕事に携わって

こんにちは。エミです。
今日は記事のストックがないので、私が相続の仕事をしていて思うことを何となくお話をしたいと思います。
私は、税理士事務所で6年くらい相続の仕事をしています。今は週2程度ですが。
何百件と案件がある中には、色々と大変なケースがあります。
相続人の数がめちゃくちゃ多かったり、相続人同士の争いが起きたり、家族が知らない「子ども」の存在が発覚したり、などなど。
最後のケースは、依頼人に「実は、あの…亡くなったお父様には●●様の他にもお子様がいらっしゃいまして…」などとお伝えしなくてはならず、なかなか気まずい空気になります。
とはいえ、こうしたケースはある意味特別なのですが、ごく普通の相続でも、亡くなった方が若い方の時ほど、「財産の種類」が大変なケースが多いな、と最近特に感じます。
というのは、若い方ほど、「紙」がない財産が多い傾向にあるからです。
亡くなった方の財産は、通帳や証券会社の取引報告書などの「紙」を頼りに調査するのが定番です。
でも、ネットバンクやネット証券でペーパーレスの場合、紙がないので探すのがなかなか大変です。仮装通貨なんてもっと大変。
見つからないまま放置になっている財産も実際あると思います。
それと、最近大変だったのが海外口座。
HSBC香港支店の口座でしたが、こちらは香港の法律で手続しなくてはならず、日本人が日本にいながら手続するなら、まず香港の弁護士に依頼するしかありません。今回は、残高があまりなかったので少し費用をおまけしてくれましたが、それでも100万円以上の手数料がかかりました…。
ご自身で勉強されて、資産運用などされている方もいらっしゃるかと思いますが、万が一のとき家族が困らないように、少なくてもどんな種類の財産がどこにあるかは、ご家族に共有しておくのがおススメです★

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