超・幻聴妄想かるた

記事:ユミコ
障害/健常、病/健康、異常/正常、といった境界を見つめながら、それでも、境界を「超えて」、一人ひとりの人として出会える場所を一緒に探しませんかという意味をこめて『超・幻聴妄想かるた』と名づけました
(本書「はじめに」より)
このカルタは精神障害を持つ人たちの日常が描かれています。就労継続支援B型作業所「ハーモニー」が作っています。
ハーモニーで毎週行われているミーティングでメンバーたちが話す、幻聴や妄想体験エピソードを掘り下げてこのカルタができました。


「ま」 また来たぞ バスの中が宇宙船
「ふ」 布団をめくるとブラックホール 気づくと土星にいるって信じられる?


幻想、妄想と聞くとちょっと怖いイメージもありますが、このカルタを見てみるとくすっと笑ってしまうような、私たちが見る夢の一部であるような、不思議で面白い感覚に囚われます。
精神障害の人たちの世界を知る手がかりのひとつとして、カルタという試みはとても興味深いと思いました。
現在、ハーモニーの公式ページからはsold outとなっているので、別の購入可能なサイトのリンクを貼りますね。
箱の組み立てや包装などをハーモニーのメンバーの皆さんがすることで、工賃を生み出してもいます。

密買東京|幻聴妄想ワールドへようこそ|商品詳細(超・幻聴妄想かるた – 就労継続支援B型作業所ハーモニー -)www.mitsubai.com


「何らかの「生きづらさ」を抱えた人へささやかなエールを送り、地域づくりやアートの分野で活動する人たちにも共生に向けたヒントを示すことができれば幸いです。」と詩人の谷川俊太郎さんが推薦文を寄せています。

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