『続ける人のちからはすごい!』こどもの城合唱団さんの40周年記念コンサート

文:マリナ

昨日、こどもの城合唱団さんの40周年記念コンサートに行かせていただきました。「バディウォーク東京」時代からご縁のあるこどもの城合唱団さんですが、私自身は生で聴くのははじめて。会場に入ると1400名のアプリコホールがほぼ満員、熱気に包まれていました。幕が開くとステージ上には、幼稚園から成人された方までずらっと。想像以上にたくさんで驚きました。

ですが歌が始まると、なんとも心地よい

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こんなにたくさんの人数なのに、全体として声が大きすぎたり、飛びだしていたりしなくて「音」に対して気になることがない。ただただ「メッセージ」だけがどんどん飛んでくる感じでした。これが「ハーモニー」なんだなってしみじみ思いました。そして、合唱のコンサートだから歌だけなのかなと思っていたけど、振り付けあり、スイングあり。娘と2人で最後までノリノリで楽しませていただきました。

AOI君は朗読劇「ブレーメンの音楽隊」にも出演。主人のところから命からがら逃げてきてたオンドリを演じていました。

長いセリフだったのですが、とっても気持ちがこもっていて、もう本当にいま逃げてきたオンドリなんじゃないかって思うくらい必死の心の叫びが表現されていえ、思わず涙が出ました。お隣の方も方もとても感動されていて、2人でウルウルしながら観ていました。この声量でこの長いセリフを聞き取りやすい発音で立派に演じ切った裏には、大変な努力があったと思います。

そしてこの大役を彼に抜擢した温子先生。温子先生はとても愛情深く、また厳しい方だと伺っていますが、きっと葵くんの力を信じて、この役を与えられたのですね。葵君はこのコンサートでまたひとつ、階段を登られたのだなと思いました。葵くん、いつも勇気と感動を本当にありがとう!

ちなみに娘は葵くんの「コケコッコー」の演技が上手すぎて、もう一度観たいと言っています笑

ダウン症のあるチエさんという団員さんが、作曲者の新沢さんと「虹」をソロを歌う場面もありました。チエさんは新沢さんの大ファンとのこと。とっても気持ちよさそうに楽しそうに、丁寧に歌いあげていて、そこでもまたウルウル。一生懸命な人の姿って本当に感動します。

私はダウン症があると、音程をとって歌うのは難しいと思いこんでいたのですが、いっぱいいっぱい練習したらチエさんみたいに上手に歌えるようになるかもしれないんだ、と勇気づけられました。

プログラムの途中で、作曲家のクニ河内さんからのメッセージが流れるシーンがあって、その中で、「続ける人の力はすごい。続けてる人には誰もかなわない。」という言葉がありました。

設立40周年。こどもの城合唱団を40年率いる温子先生はまさにパワフル。そしてそ先生の背中をみて団員のみなさんは、合唱を通じて、目標に向かって努力すること、続ける楽しさを学んでいるのですね。憧れをもって、それに向かってひたむきに努力することができる人生は素晴らしいですね。そして一緒にがんばれる仲間と出会えたらもっと素敵。

私も自分のこどもたちに、「こんな風になりたい」と思える経験や機会をたくさん持ってほしい。そしてそれを続けていけるように応援したいなと思いました。

次回は息子も連れて、また合唱団さんのステージを観に行きたいです。

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