記事:ミカ
ブドウの実ダンスプロジェクト第4回目の合同練習を開催しました。
「おはよー」次々に集まると、お喋りしたりそれぞれにダンスを踊ったり、追いかけっこしたり、もうすっかり気兼ねなく過ごせる仲間という雰囲気です。
今回の練習では、これまでのダンスを確認したり思い起こしながら、
「どうしたら観てくれる人の心に届くダンスになるかな?」と考える時間をもち、意見を出し合いました。でも、話していると踊りたくてウズウズしているのが伝わってきます。
そうして踊り始めると、フォーメーションをどうしようか、こうやってみよう!これはどう?こうしたらカッコいいかも!うーん、ちょっとちがうか、じゃあこっちは?体を動かしながらアイデアが溢れて止まりません。
•閃いたことをどんどん伝えることができる
•出てきたアイデアをひとつ一つすぐに踊ってみせてくれる
•そんな様子を見ながら、全体のイメージを考えて調整してくれる
•それいいね!踊ってみよう!全てを楽しんで表現してくれる
お互いを思いやりつつも一つの目標に向かって意見を出し合う4つの個性。踊れば踊る程素敵なダンスになっていきます。
そして今回はもう一つ、メンバーの一人がみんなで踊るダンスを選び振り写しをしてくれたのですが、難易度のとても高いダンスです。
でも、みんなに分かりやすいように伝えてくれることでグイグイと引き込まれ、お互いに見合いながら練習することで刺激となり、格段にレベルアップしています。
練習時間の終わりには、メンバーみんな踊りきったー!という表情を見せていました。
今回の練習には初めましてのサプライフキッズ達も遊びにきたのですが、大人の誰に促されるでもなく、メンバーの子ども達一人ひとりが「お名前はなんていうの?」と聞きにきてくれ、たくさん遊んでくれました。
我が子(ダウン症)が新たな人と出逢う時、8歳になるけれど会話の不明瞭な息子のことを相手の人はどう思うのだろう?と未だドキドキしてしまう母(私)です。
でも、この日の出逢いはそんなドキドキを吹き飛ばすフラットな世界。私はみんなにたくさんのことを教えてもらっています。
次回はいよいよ「ブドウの実」のダンス振付をしてくださった梨央先生との練習会です。みんなにどんな変化があるのか?今から楽しみです。
BuddyWalkTokyoバディウォーク®とはダウン症の特性や能力を正しく理解してもらことを目的とした、あらゆる方が参加可能なチャリティーイベントでsuplife.or.jp
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