「シンセツ」ってなんて書くの?

エミです。
皆さま、小学校でどれくらいの数の漢字を習うかご存知でしょうか?
2020年度からの新学習指導要領では、6年間で1026字になっています。
私の娘は今、小学3年生。3年生が習う漢字は200字で、ほぼ毎日漢字の宿題が出されています。
子どもも大変ですよね。。
そんな中、2年生の復習もあったりして、時々、勉強をしながら私に、「ヒントちょうだい~」って言ってきます。
今日は、「シンセツってどう書くんだっけ?新しいって字であってる?」と聞かれました。
そこで私は、「違うよ。”新しい”だと意味が変でしょ。」と言いながら、ふと思いました。「あれ?親切って”親を切る”って書くのなんでだろう?」
よくよく漢字の意味を見てみると、「親」という字には、親しい、身近に接するという意味があります。うん、これは分かる。
一方で、「切」という字には「キル」と読んで、「つながっているモノを切る」とか「傷つけたり、裂け目ができたりする」「離れる」と言った意味を真っ先に思い浮かべます。
でも、もう一つの読み方「セツ」には、ひたむき、心をこめて、いちずな、等の意味があるんですね。
なので、親切とは”より親しい”という思いが込められています。
納得。
とは言え、同じ漢字が、読み方で全然違う意味になるって不思議。
こんな風に、当たり前に使っていた漢字や何となく覚えていたことを、子どもを通じて改めて考えるって面白いなと思いました。

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