第2回【「○○を教えて」と言える人が強い】(たきお)

先週に引き続き瀧尾(たきお)です。
#手話#保育士#木曜日に担当する流れかも

今週は、#仕事#子育て#教育 なんかでも広く応用できる、当たり前っちゃあ当たり前だけど、少し忘れがちな意識の持ちようについて。


▼前回の話

「手話がわからない人でも、ちょっと工夫したら伝わるから、他に頼らず近づいてみて!」でした。

「″真っ直ぐ立って″を手話通訳で伝えてください」
「″かんぱい″の手話がわかりません」

と「難しい」という先入観から距離を置いたり、頼ってしまいがちですが、いやいや!
あなたがいつもやってる あの動き をそのままやればダイレクトに伝わるからやってみて!
なんです。


▼どうしてそうなっちゃうか

「まちがえるのがこわい」に尽きます。

だから、みんな(特に大人はっ)


「方法」ではなく、「答え(=ゴール)」


を先に知りたがります。間違えなくて済むし、楽だからです。

でも保育士になって気づきました。
それだとちょっともったいないです。


▼変な先入観がない人

ここで、ここ最近の模範チャンピオンを紹介します。

美保さんところのひまりちゃん
映美さんところのななかちゃん
です。
#6才くらい
#推し

先日の朗読劇イベントに子どもでもわかる手話通訳をつけます!って呼びかけたら、めっちゃきこえない子(手話の子)が集まってくれました。
さっきの二人はとにかくお友達が大好き。
すぐに手話の子たちに近づきますが、いつもの”声でのお喋り”が通じません。そこで瀧尾のもとにやってきて…


▼「正解(ゴール)」ではなく「方法」を教えて!

ここでいう「ゴール」は、
″ろうの子とお友達になる!″
ですね。

手話ができる瀧尾がその気になれば、「友達になりたいんだって。一緒に遊びましょう」と通訳して、両者を引き合わせることは簡単です。
でも、子どもたち同士が考えて、動いて、当事者同士で近づきあった方がイイですよね!
#また同じシチュエーションになったら本人同士でできるから

すると、さっきの2人は瀧尾の元にやってきて…
「”ともだちになりたい”の手話を教えて」
と言ってくれました。

「友達になりたい!って言って」じゃなく、
「自分で言うから″方法″を教えて」と尋ねてくれたのです。

その言葉を覚えたら、あとは簡単。
一人だけでなく、その周りにいる聞こえない子たちを手当たり次第ナンパしていました。
#瀧尾が通訳していたらナンパはできなかったはず


▼まとめ
ー先の2人のように「”方法”を教えて」と言える人が強い!でした。

これって仕事(部下育成とか)でも、子育てでも、教育でも使いますよね。今ふと思いついた具体例を下にあげますね。
みなさんの生活のヒントにしてください!


▼こんなフォローがオススメ
ー(あそこに行きたい!)
→「場所」ではなく、「地図」を渡す

(水がない村に)
→「水」ではなく、「井戸の掘り方」を教える

(見知らぬ花の名前は?)
→「花の名前」ではなく、「お花図鑑」を見せる

(のど渇いた!)
→「ジュース」ではなく、「お金」を渡す

(これの手話を知りたい!)
→「通訳してあげる」ではなく、「”これ何?”の手話」を教えてあげる
#辞典を作った金田一京助がアイヌで初めにやったこと

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