日本発のプロダンスリーグで、ダンスの新しいエンターテイメントを創造することを目指しているDリーグというのをみなさんはご存知ですか?
そのDリーグに参画しているプロダンスチーム、セプテーニラプチャーズとサプライフが今回初コラボ、インクルーシブダンスワークショップを開催しました。
豊島区とホームタウン協定を締結させているセプテーニラプチャーズ。
豊島区にあるラプチャーズのスタジオには、プロダンサーに憧れる子どもたちが地元はもちろん、遠くからもたくさん通っています。
今回、ダンスをほとんど経験したことがないダウン症の子どもたち「サプライフキッズ」
ダンススタジオラプチャーズから、インクルーシブダンスワークショップの募集の紙を見て応募してくれた「ラプチャーズキッズ」
全くフリーダムなサプライフキッズとプロを目指すラプチャーズキッズの出会いでした。
初めて顔を合わせた日はぎこちなかった子どもたちも、ワークショップで回を重ねるごとに、少しずつ、でも確かに心の距離が近づいていきました。
サプライフキッズ、ラプチャーズキッズで2人組でバディを組み、作品作りをスタート。
私たち大人が驚くほど、子どもたちはまっすぐにお互いに向き合っていました。
たった5回でひとつの作品を作り上げることは、決して簡単なことではありません。
特にサプライフキッズにとっては、高いハードルでした。
けど、できないことがあっても、笑い飛ばしてくれるバディがいて、そっと手を差し伸べてくれるバディがいる。
一歩一歩、進んでいきました。
そんな子どもたちの姿に何度も涙をこらえる場面がたくさんありました。
自分達の立ち位置まで移動する時に瞬時に手を繋いで移動したり、疲れて動けなくなったバディに工夫して楽しく声がけしていたり。
そしてできた瞬間のまぶしいほどの笑顔。
そのひとつひとつが、胸に焼きついています。
同じミッションに向かって過ごす時間の中で、子どもたちは、自然にお互いを認め合い、支え合っていました。
このプロジェクトに参加を決めてくださったラプチャーズキッズのご家族のみなさん。
ワークショップの場でも温かく見守ってくださり、子どもたちの成長に一緒に涙し、笑い合えたこと。感謝の気持ちでいっぱいです。ずっと忘れたくない、大切な思い出になりました。
この時間の中で、子どもたちは互いを認め合いながら成長していき、私たちも子どもたちからたくさんの学びを得ました。
挑戦することも、あきらめずに向き合うことも尊い。
また、それと同じくらい、上手に踊れることもとても素晴らしい!!
ラプチャーズキッズのかっこいいダンスも、
1人でも多くの人に見てもらいたくて、ワークショップのあと、ラプチャーズキッズだけで動画を撮影させてもらいました。
即興で「手を叩くところは輪になろうか」と子どもたちが相談して作り上げた素敵な一瞬。
みんなのダンスが大好きです。
みんなに会えなくなってしまったのが心から寂しくて仕方がないけど、いつかまた一緒に踊ってね。
これからもずっとずっと応援しています。
「インクルーシブ」――
それは、誰かを特別にすることではなく、共に生きること。
サプライフはこれからも、お互いをまっすぐに見つめ合う未来へ向かって歩み続けます。
改めて、ラプチャーズキッズ、
そのご家族に、お礼を伝えたいです。
また、ITTONさん、AMIさん、ラプチャーズの関係者の皆様、貴重な機会をいただき、伴走して下さって本当にありがとうございました!!
https://www.instagram.com/p/DJAydsjzsZn
バディウォーク当日(ラプチャーズキッズ&サプライフキッズ)
https://www.instagram.com/p/DJQHp5Hz-H_
ラプチャーズキッズのダンス!