記事担当 美保
ダウン症って不幸ですか?
の発売から10年。
「ダウン症で、幸せでした」
以前私も別の事で、姫路さんから取材を受けた事があります。姫路さんはとても丁寧な取材をしてくれます。愛、優しさがいっぱいです。
そんな姫路さんが書く続編!
昨日の夜手元に届きました
姫路さんありがとうございます
スペシャルメッセージを書かせて頂きましたが、
私とダウン症の幼なじみが過ごした子ども時代は、差別や偏見が当たり前でした。
なんで同じ人間に、そんな事が出来るの?言えるの?という事も目の当たりにしてきた子ども時代でした。泣きながら戦う、幼なじみのおばちゃんの姿も近くで見てきました。
時を越えて、私もダウン症のあるかのんの親になり、そんな社会やおばちゃんを思い出して、悲しくて怖くて仕方がなかったけど、かのんと過ごすうちに、当時のような社会ではなくなっているんだなと思いました。
それは、たくさんの先輩達が、「知ってもらう」ことに尽力して下さったからだと思います。
とはいえ、まだまだ無意識の差別も偏見も、そこらじゅうに転がってて、時には辛い思いをすることもありますが。。。
だからこそ、ただただそこにある幸せを、この本から受け取ってくれる人が1人でも多くいることを願います。

