吃音ラッパー達磨

記事:美保
吃音ラッパー達磨。
TikTokに上がってきてなんとなく見てたら勝手に涙でてきて次の動画にしようと指が動かなくて何回も見ていたわたし。
わたしはかのんが生まれてすぐ「かのんは将来どーすっかな」って思った時、音楽に思いをのせるラッパーにしたいと思った。かのんのことをラップで伝えていけばいいじゃないか。
いろいろハードルは高いけど、頑張ればできないことなんてないんじゃないかな?もし出来なくたって、フリースタイルということでやればいいんじゃない?
音楽なんて自由なんだもの。
そう思っていたことを思い出した。
そんな時自閉症ラッパーのゴメスの曲に触れ、自身の自閉症のことを音にのせているのをみて、音楽っていいな。やっぱりいいな。みんなと違うことだって、音に乗せれば表現になる!
そう思ったことを思い出した。
達磨さんがラップを始めたきっかけもゴメスさんをみてだったそう!
そして高校1年から「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」の出場を目指し、初めて本戦まで行けたときに、対戦相手だったU-mallowくんに「その経験曲にしやがれ」って言われたことがきっかけで、即興ラップだけじゃなくオリジナルの曲を作ろうと思ったそう。
対戦相手のそのパンチライン痺れるな。
わたしが聞いたのは、それがきっかけで作られた「音文」という曲だった。
ストレートな歌詞に胸がえぐられた。
なんかごめんって思った。
あなたをこんなに傷つける社会でごめんって思った。
一部抜粋
「幸せを沢山、抱えた奴が
俺の不幸を鼻で笑うな
俺は普通に友達と話したいだけ
好きな食べ物を普通に注文したいだけ
神様って奴は取り柄のない俺に
普通の事すらさせてくれないんだ
吃った俺を笑ったコンビニの店員
この野郎、笑いたきゃ勝手に笑ってろ
お前の馬鹿にした吃音を武器に絶対にお前よりも幸せになってやる」
そんな彼は今言語療法士を目指し勉強している。
ところで、ラップは吃音の訓練にも有効って知ってましたか?あのエドシーランも、エミネムのラップで吃音が治ったそう!
そしてエドシーランから吃音がある子どもたちへのメッセージ
ありのままの自分でいて欲しい。自分の変わっているとこを受け入れて。変わっているのは素晴らしいことだ。
さあ。
かのんのラップはどうしよか?
名前は 
かのんa.k.aじゃがりこプリンセス
だな。
くだらねえ決まりごと
排除される日常
どんなお前でも生きていいだと?
差別されるのが現状
世界1マイクロフォン似合う
レペゼンダウンシンドローム
このマイクロフォンにのせて
伝えてやるよ21トリソミー
みたいな?
よし、明日から特訓だ笑

https://youtu.be/qVL6H_Gt38c

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