小さい頃の記憶-自転車の女の子-

私が小学生だった頃、公文の教室までの道で、あるお店の前に、補助輪付きの自転車に乗った女の子がいました。
女の子は、いつもその自転車に乗っていてその場所から移動することなく、ハンドルを右左に動かして、車や人の往来をずっと見ていた。
彼女はいつも怒ったような顔つきをしていて、うまくお喋りができなかった。
「うー、うー」と唸るような声を出すので、
その子の前を通るときは、ちょっと駆け足で通り過ぎからかう男の子たちもいたように思う。
今から考えると、その子はダウン症だったのかもしれない。
ちょうど歳も同じくらいに見えたけど、話によると私の6つも上だったようだ。

小学生だった私は、その子が少し寂しそうに見えて、友達になりたいなと思った。
ある日、勇気を出して話しかけてみようとする。
彼女の前に立ち止まってみたものの、やっぱりいつものように、うーと唸っていて、ちょっと怖くて何を話したらいいのかわからなくて、その場を立ち去ってしまった。
それから、公文のある日は、彼女にバイバイと時々手を振るようになった。
手を振り返してくれる日もあれば、そうでない日もあり、反応はまちまちだった。
あれから何年経ったのだろう。
私が中学生になり、公文に通わなくなってからもその女の子は相変わらずお店の前で、補助輪付きの自転車に乗って、人の往来を見ていた。
彼女とは私が思うような友達になれなかったけれど、なぜか、彼女が嬉しそうに声を上げて笑っている記憶があるのだ。
それは、私とのやりとりの中での笑顔なのか
他の誰かとのやりとりの中での笑顔なのか、まったく思い出せない。
今、地元に帰っても、もう女の子の姿はなく、お店の前を通る度にどこで何をしているのかな、元気かな、今彼女は笑っているかな、と思いを馳せます。

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